
完成イメージ

こう言う形で一般的なフラットケーブルにて延長を試みるが、せいぜい5cmくらいが限界であった。ダメじゃん。
聞けばカメラインタフェースのバスのクロックの速度は30MHzであるとか無いとか。
元々はこのカメラ、GR-KAEDEの拡張基板(シールド)の上に更に載せる形で動作させるものであり、

アヒルみたいだが、この様な形で動かす事になっている。ケーブルでの延長は想定していないようである。
ただ、カメラモジュール基板には一応22Ωのダンピング抵抗は実装されている。下の図は基板間を接続するコネクタの信号を表現したものであるが、いかんせん電源、GNDが弱いと思う。

事実上、電源は3.3Vの1本。GNDは2本である。ケーブルで延長するにはきつい感じである。
ケーブルで延長する事でカメラの実装に自由度が出て、ケースなどに組み易くなると思うが、今回はできればPAN/TILTが出来るようにしたい。アマゾンでこんな雲台を購入してしまった。

ほぼ始めてのサーボの体験だが、GR-KAEDEの開発環境で用意されているサーボライブラリを使う事で簡単に扱えるようである。ちっさなサーボだけれど意外と力強く、多少大きな物を取り付けても何とかなりそうな感じがする。
基本的に28mm×28mmサイズのカメラの取り付けを想定しているらしく、今回のカメラモジュールでは大き過ぎてそのままでは装着できない。
そこで以下の様なアダプター基板を用意する事とした。スリットを用意して雲台の爪を差し込む構造とし、固定に関する微妙なところは現物でなんとかする予定である。

基板上には照明用の白色LEDと、本体と繋ぐFPCコネクタを用意した。なるべく雲台の動きを阻害しない様に、0.5mmピッチ、34pinのFPCケーブルで接続する事とし、24pinを34pinにする事で多少、電源、GNDの強化と機能の追加を行う。
ピン配置は以下の様にした。

※NAPIONは焦度センサーで、動きを検出。BLIGHTNESSは照度センサー。ともにこの基板上には実装されていない。
※白色LEDは明るさの調整が可能である。
回路図はここ
https://dl.dropboxusercontent.com/u/60463387/grkaede/camera_adapter.pdf
FPCケーブルを使用する事からGR-KAEDE本体側もこのケーブルで接続できるようにシールドを製作する必要がある。

カメラインタフェースにはFPCコネクタ以外に22Ωのダンピング抵抗を用意している。
またオリジナルの拡張基板ではカメラを使用すると折角搭載可能なXBeeが使えないと言う欠点があるが、別のSCIのポートを使う事で解消するつもりである。
上記部品だけでは基板スペースがとっても余ってしまうので、それ以外に2個のモータードライバー、3チャネル分のサーボ用コネクタ、I2Cの温度・湿度センサー、I2Cの9軸センサーを搭載できるようにしてある。
回路図はここ
https://dl.dropboxusercontent.com/u/60463387/grkaede/gr-makio.pdf
勿論Arduinoの一番イラ付く要素の、まともな取り付け穴が無い!点を解消すべく、5mm単位グリッドに配置したφ3.5の取り付け穴を基板の周囲4箇所に用意。これでタミヤのユニバーサルプレートに容易に取り付け可能となる。
さて通信の要素としてGR-KAEDEはLANのコネクタが用意され、ここを使って外部からアクセス、画像の読み出しができる。が、無線でやりたい、、、
もちろんXBee wifiは使える筈。しかしここではESP-WROOM-02を使ってみようとかなんとか。(色々利害関係が、、、げふん、げふん)
まぁこんな奴ですね。

なにかの無線モジュールのフォームファクター上にESP-WROOM-02を載せる基板を作成してみたりと。
試作は済んでいて、この用に動かしています。

それとは別に自己流Power on Ethernet用の基板も作っちゃったりして

いい加減な作りだけれど、一応100MでPINGを1000回通っています。

GR-KAEDEを離れた場所に設置した場合の電源の問題をちょっとでも解消したいですね。
さて、あとは期待通りに動く事ができるのか?なんか上手く行かない気がするなぁ、、、
動かなかったぁぁぁぁぁぁ
CN17ぁぁぁぁぁぁ

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